婚活アプリより結婚相談所の方が成婚しやすい事情1
婚活アプリ
なんでもかんでも婚活アプリをまともに「婚活」できるアプリと勝手に思い込まないように注意が必要です。
そんな婚活アプリが結婚相談所よりも成婚率が下がってしまう背景の1つを、単純化したストーリー仕立てでお伝えします。
真剣くんと真剣ちゃん
たとえ話をします。
ここに、レベル100の男女が1人ずついるとします。
男は真剣くん、女は真剣ちゃん。
レベル100の真剣ちゃんは、
レベル120のヤリモクくんと、
レベル100の真剣くんの両方からアプローチされて
レベル120のヤリモクくんを選びます。
そうすると、いつまでたってもヤリモクくんが結婚を決意してくれないので(元々する気がない)、業を煮やした真剣ちゃんはヤリモクくんを振って別れてしまいます。
レベル120のヤリモク君を自ら振ったことで、真剣ちゃんの自己評価はレベル「130」にアップしました。
真剣ちゃん「よーし、つぎはもっといい男を見つけるわ!」
その一方、レベル100の真剣くんは、レベル100の真剣ちゃんに振られてしまったので、自己評価が下がり、レベル「90」にダウンしました。
この経緯の末、本来同じレベル100でお似合いだった男女は、レベル「130」とレベル「90」という大差の自己評価によって隔てられてしまいました。
たとえ話への考察
このレベル120のヤリモクくんは、隠れ既婚者だったりします。
既婚者は若くして結婚できてるだけあってか、何より余裕があり、カッコよかったり、エスコートが手慣れていたりで、レベルが高く見えやすくなりがちです。
焦燥感がない、余裕があるというだけでも男の魅力度は、かさ上げされますからそれゆえに真実を見えなくし被害が拡大されます。
もちろん例外もありますし、分かりやすくするために単純化されておりますけれども、今の婚活アプリ市場に蔓延している問題(実情)を端的に示しています。
・・でも、この隔てられた真剣くん、真剣ちゃんも、時が解決して後々に結ばれるかもしれない?
歳をとって、40代50代になって、ヤリモクの視野にすら真剣ちゃんが入らなくなれば、真剣ちゃんの自己評価も本来のレベル100に戻るかもしれません。
それで、40代50代になってもしこの真剣くんと真剣ちゃんが再会して「あのときはごめんね!」などと真剣ちゃんが言ったとしたら、真剣くんは「そ、そうだね」と果たして思うのでしょうか。
どちらかと思われますか。
よくお考え下さい。
どうでしょう。
もう答えを申しますと
「そんなわけがない」
恨みの闘争です。
その2へつづく